コードをオブジェクト指向でデザインするとは、オブジェクト間で発生するメッセージの依存関係をデザインすることである。達成したいことは、変更容易性の高いコードであり、その具体例を9つの章にまとめて解説している。章の構成と題材がわかりやすく、Rubyならではのテクニックも紹介されており、特にプログラミング初学者におすすめできる。
割と豊富なボキャブラリーが要求される英文となっており、もっと単純な言い換えで書いてもらえたら助かるのになと感じた。しかし、内容はおすすめできる。
これから React を使ったプロジェクトを始めたい、初心者向けの内容。React についてだけではなく、JavaScript を使用した Web 開発全般について、広めに書かれている。個人的には、業務で React を使い始めて、ちょっと中級者向けの実装のベストプラクティスや、もう少し突っ込んだ内容を期待し、タイトルに惹かれて手に取ったが、思ったより初心者向けだった。とはいえ、chapter 16 Testing and Debugging は、知らなかったことも多くあり参考になった。英語も読みやすかった。
タイトルに惹かれて手に取った。
EU の製造業に対する DX の取り組みについて多くのボリュームが割かれているが、現状の紹介に留まる形で、具体的な背景と目的について、自分の前提知識では読み取ることができなかった。
また、後半は、欧米や中国と比較して、日本の DX にはどのような課題があるか、という内容に触れているが、こちらも具体的な話が見えず、少し消化不良のまま読み終えた。業界に詳しい人向けかもしれない。