Yusuke Hatanaka

I'm working as a software engineer in Japan. I like reading, watching basketball game, and fishing. 
Not only the fact oriented but also intuition.
February 1, 2025

This month I read. Jan, 2025

• Tidy First? プログラマーがコードを整頓することの重要性、いつやるべきかなどについて簡潔にまとめられた本。2〜3時間で読める内容。自分が普段考えていることにも近く基本的な内容となっているが、ある程度ソフトウェア開発の経験を積んでから読まないとピンと来ないところはあるかもしれない。 • 仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か― 解脱、涅槃とは何であるのかについて考えることが主題。 世間はすべて諸行無常であるから実体我は存在しない。しかし無常な経験我は個体性として個々人に存在している。これが無我である。しかし、解脱したとの智が生じると、その時点で決定的に転換しそれ以後も変わることがないという。これには矛盾を感じると思いきや、緑生の現象は無常であるが、それ...
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January 14, 2025

TIL: GitHub Packages doesn’t currently support GitHub App tokens

I’d like to use ephemeral PAT generated by GitHub Actions App to read private GitHub Package. But it couldn’t. See also: https://github.com/orgs/community/discussions/26920
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January 4, 2025

This month I read. Dec, 2024

• ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考 • だから仏教は面白い!前編 • だから仏教は面白い!後編 これまでも今も、私生活で仏教を身近に感じることはない。人が死ぬと、お坊さんに魂を供養してもらう。それが自分にとっての仏教観であり、これまで特に自分の関心事にはならなかった。ふと思えば、宗教を人の死というネガティブな反応と結びつけ、自分の中で無意識に遠ざけていたように思う。 そんなわけなので、ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考というタイトルには惹かれた。読んでみると、仏教の興味深い価値観を知ることができた。そこには、苦を知り、苦の元となる欲から離れ、最終的に苦を排除することを目的とした哲学があった。 自分が知らなかったことを知らされるのみならず、これまでの価値観...
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December 4, 2024

This month I read. Nov, 2024

• NOISE 上 組織はなぜ判断を誤るのか? • NOISE 下 組織はなぜ判断を誤るのか? この本の序章を読んで思った。私が普段、仕事のコミュニケーションで重視しているのは、ノイズを排除することだと。なぜ判断を一晩寝かせるとよい判断となりやすいかについては、2度の判断による平均が適用され、ノイズが減ることに起因する。これは面白い発見である。 ファストアンドスローの著者の続編。普段悩ませがちな判断をするということについて、論理的に考えやすくなるようなエッセンスが散りばめられている。ファストアンドスローを先に読むとより理解しやすいと思う。ただし全部合わせて1500ページ以上はあるので読むには1ヶ月くらいかかると思う。でもおすすめできる。 個人的には、媒介評価プロトコ...
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November 4, 2024

This month I read. Oct, 2024

• ミンツバーグの組織論――7つの類型と力学、そしてその先へ 組織論は好きなので読んでみたが、勝手に期待していた内容とは違っていた。 昨今のテック企業の現場に即した組織論、例えばチームトポロジーで語られるような内容を勝手に期待していたが、経営コンサルティングを生業とするような人が、様々な業種業態に沿った組織をイメージするために役立ちそうな俯瞰的な解説となっている。様々な組織パターンの良し悪しを見聞するには良いかもしれない。今の自分には役立てることができなそうで、半分ほど読んで閉じた。 • 嫌われる勇気 以前から気になっていてAmazonのリストに埋まっていた。たまたま世界で累計1,000万部を突破というニュースを見て思い出し、ようやく読んだ。 アドラー心理学に魅せら...
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October 1, 2024

This month I read. Sep, 2024

• システム設計の面接試験 読もう読もうと思っていたら翻訳本が出ていたのでようやく読んだ。 現実に存在するサービスのシステム設計について、サラッと解説している本。全体的にサクサク読め、それでいて内容は充実しており面白かった。 例えば、Slackなどのメッセージングサービスの設計についてや、YouTube、Google Drive など、身近に存在しているサービスのシステム設計について考えることができる。 残念なのは、翻訳がやや雑な点と、電子書籍としては非常に読みづらい点。文字サイズも変えられなければ、ハイライトも付けられないし、本文中のリンクも機能しない。紙の本をおすすめする。 • イスラエル 人類史上最もやっかいな問題 複雑なテーマを扱っているが、読みやすい。 一...
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September 4, 2024

TIL: using forked repository in my Go package

I wanted to use my forked repository not to change original package name. In my case is that I wanted to debug authentication process for Google Cloud from AWS environment by using Workload Identity Pool. I forked https://github.com/googleapis/google-cloud-go into https://github.com/hatajoe/google-cloud-go, but I wasn't sure how I impo...
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September 2, 2024

This month I read. Aug, 2024

• ファスト&スロー(上) • ファスト&スロー(下) 人は、様々なバイアスから、統計的な基準率を無視し、誤った判断を下してしまう。直感的でコントロール出来ない判断プロセスをシステム1(ファスト)、論理的でコントロール可能な判断プロセスをシステム2(スロー)と定義し、なぜ誤った判断を下してしまうかについて研究した本。 システム1は、因果関係が形成されるシナリオは扱えるが、統計的な推論には弱い。対して、システム2は、統計的な推論も可能だが、怠けがちである。 バイアスから抜け出すためには、ベイズ理論を知っているかどうかという主張が目立った。 個人的には、平均への回帰という章がとても面白かった。物事に完全な相関が成立しないのであれば、必ず平均への回帰が起こるというものだ。...
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August 5, 2024

This month I read. Jul, 2024

• エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 1番重要なことだけにフォーカスし、それ以外は切り捨てる。本当に大切なことは多くない。しかし人生は有限であり、本当に大切なこと以外をやっている場合ではない。そんな話。 ポイントは、断ることと習慣化だなと感じた。自分は、それらが得意ではなかった。 ところが、深夜のウォーキングとポッドキャストが習慣となり、今ではそれが朝に変わり、朝食後の読書、それから週2回の筋トレと変化し、習慣も増えていった。私生活や仕事に良い影響を与えることが実感として現れたからだ。この習慣の維持を目的とした日々の意思決定は、エッセンシャル思考に通ずるものがある。SNS、YouTube、Netflix などは優先度が落ち、夜更かしもしなくなった。そ...
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July 1, 2024

This month I read. Jun, 2024

• 英語リーディング教本 洋書や、OSS の GitHub Issues など、もっと効率的に英文を読めるようにならないと辛いという感情が定期的に訪れる。昨今は LLM を活用することで読みやすくなったと言えなくもないが、やはり自分で見てそのまま理解できる速さに及ばない。そこで、2017年に購入し、挫折した本書を再び手に取った。 やはり自分にとってはとてもタフな本であることに変わりはなかったが、今回は1ヶ月、毎日朝45分ほど読み続けることに成功した。本書では、暗記せよと指示される内容が多々あり、一度読んだくらいではとても暗記出来ない。とりあえず、毎朝読み続けて周回を重ねてみることにする。 • エクストリームプログラミング 今更ながら、原典を読んでいなかったので手に取...
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June 3, 2024

This month I read. May, 2024

• Practical Object-Oriented Design: An Agile Primer Using Ruby コードをオブジェクト指向でデザインするとは、オブジェクト間で発生するメッセージの依存関係をデザインすることである。達成したいことは、変更容易性の高いコードであり、その具体例を9つの章にまとめて解説している。章の構成と題材がわかりやすく、Rubyならではのテクニックも紹介されており、特にプログラミング初学者におすすめできる。 割と豊富なボキャブラリーが要求される英文となっており、もっと単純な言い換えで書いてもらえたら助かるのになと感じた。しかし、内容はおすすめできる。 • React 18 Design Patterns and Best Pr...
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May 16, 2024

TIL: necessary permission of to exec `gh pr merge' for GitHub App

When we want to merge pull-request while GitHub Action's workflow without PAT, then we may want to create a GitHub App and use its ephemeral token. However, to find the correct pemission setting is very frustrated. Here is minimum permissions requirements to exec `gh pr merge`. Contents: Read and write Metadata: Read-only Pull request:...
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May 2, 2024

TIL: mocking an IntersectionObserver

We want to test a component that to be intersection to the viewport is happened sometime when using React. I found an easy solution in @shopify/jest-dom-mocks. Something like this (Pseudocode, but fundamental's included): import { render, waitFor } from '@testing-library/react'; import { intersectionObserver } from '@shopify/jest-dom-m...
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April 30, 2024

This month I read. Apr, 2024

• Hypermedia Systems 本書では、ハイパーメディアシステムとは、World Wide Web のことであると定義づけられている。本書で語られるのは、ロイ・フィールディング博士の論文 REST as a network architecture に忠実なシステムアーキテクチャーであり、近年の Web アプリケーションアーキテクチャーとは対照的であるが故に、非常に興味深く読み進めることができた。 ハイパーメディア、RESTful に再フォーカスし、宣言的なドキュメントの力で、ユーザーエクスペリエンスの高いユーザーインターフェースを実現する過程を見ることができる。 具体的な話は、htmx と呼ばれる JavaScript ライブラリの紹介とあわせて、Co...
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April 20, 2024

TIL: also the bug report template is minimum

I posted a little finding about minimun testing reproductive script for rails in recently, today I found another likes that is bug report template. neat.
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April 17, 2024

TIL: minimum rails reproductive script

I found a great minimum reproductive script when I was looking at rails/rails pull #51523. # frozen_string_literal: true require "bundler/inline" gemfile(true) do source "https://rubygems.org" gem "rails", ARGV.first || "7.1.3" end require "action_controller/railtie" require "minitest/autorun" class FoosController < ActionController::B...
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March 30, 2024

This month I read. Mar, 2024

• データモデリングでドメインを駆動する──分散/疎結合な基幹系システムに向けて 基幹系システム、いわゆる会社が業務を遂行するにあたって必要な業務システムの、設計に対する指南書というとチープな印象になってしまうが、今後長年に渡って読まれるであろう名著の予感がする。 "残"にフォーカスしたデータモデリングが、現実の非同期的な業務を情報システムとして巧妙に写し取っており、前半それだけでも読み応えを感じた。また、本書由来のアイデアでは無いそうだが、エンティティをロールとして扱うという着想が、近年のコンパウンドスタートアップのプロダクト戦略に繋がる着想だという気づきもあった。例えば、Rippling は従業員データをエンティティと据えて、給与支払い先というロールに見立てて給...
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February 29, 2024

This month I read. Feb, 2024

• 失敗の科学 認知的不協和が引き起こす愚行、人はなぜ失敗から学ぶことが苦手かについて、様々な事例を用いて紹介した本。認知的不協和とは、自身の認知とは矛盾した別の認知を抱えることによるストレス状態、不快感のこと。これを脱するために、正当化や記憶のすり替えといったことが起きる。 読んでいて辛くなってくる内容が多いが、マージナル・ゲイン、リーン・スタートアップ、RCT、プレモーテムといった具体的な学びも多い。印象的なエピソードとして、非難が引き起こす悪影響についてがあり、これは強く意識しておきたいと感じた。 • GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた The GitLab Handbook の内容をベースに、リモート組織のメリットやデメリットへの対策、...
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January 31, 2024

This month I read. Jan, 2024

• トヨタの失敗学 「ミス」を「成果」に変える仕事術 • トヨタの片づけ • [図解]トヨタの片づけ トヨタの品質や仕事改善に対する考え方が紹介されている。これまで成功を納めてきた様々な企業の思想を体現した内容になっているように思えた。 例えば、徹底的に無駄を省くという思想は、京セラ稲盛氏の伝える筋肉質な経営と繋がる価値観だ。また、改善を進めるためには基準が必要であるという考え方や、失敗は書き残し振り返るといった話については、Google SRE のエラーバジェットや SLO、ポストモーテムといったプラクティスに近い。大部屋方式はチームトポロジーのストリームアラインドチームと同じ考え方に思える。 ビジネスウォーズというポッドキャストにトヨタ対ホンダというシリーズがあ...
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December 31, 2023

This month I read. Dec, 2023

• ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方 Spotify に務めていた著者による、従来型の企業とスタートアップなテック企業のプロダクト開発に対するマインドセットの違いが語られている。 従来型とは、納期と予算の範囲でものづくりをするプロジェクト型のプロダクト開発のことを指している。対して、テック企業のプロダクト開発には予算も納期も存在していない。あるのは企業のミッションと、チームへの信頼(権限委譲)と、技術を一級市民として扱い品質への妥協を許さないこと。 今となっては本書の内容が極めてセンセーショナルというわけでは無さそうだ。しかし、従来型の企業や、組織やビジネスがスケールしたことにより、従来型回帰への強い力学が働き始めた企業が、...
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November 25, 2023

This month I read. Nov, 2023

• <イラスト図解>工場のしくみ • 最新版 ビジュアル図解 食品工場のしくみ 製造業界関連の to B SaaS を展開するスタートアップ企業に転職が決まり、来年から新たな環境でソフトウェアエンジニアとして働くことになった。 ソフトウェアエンジニアである前に to B SaaS を提供する者として、業界ドメインに対する理解が必要であることは言うまでも無い。製造業における中心は工場であり、これらの書籍からは、工場が人・モノ・金をどのような考えで扱い、どのような業務プロセスが存在しているかを学ぶことができる。 日本の製造業は、人口減少による人手不足が大きな課題となっており、IT による生産性の向上が求められていると聞くが、その道程は険しいと感じる。 例えば、人間が紙に...
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May 2, 2022

Package gl was not found in the pkg-config search path on WSL2

When you got following error to run the program that depends gl package on WSL2 Ubuntu environment. % go run main.go # pkg-config --cflags -- gl gl Package gl was not found in the pkg-config search path. Perhaps you should add the directory containing `gl.pc' to the PKG_CONFIG_PATH environment variable No package 'gl' found Package gl ...
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March 5, 2021

Using terraform workspace in multi account environment

In the modern age, a network infrastructure is frequently written down to the code. To use terraform is the one option to achieve them, also I use on a daily. These days, we are forced to construct several network environment on the cloud which are always in used by developing, testing and providing services to the world. We always hop...
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