Hitoshi Nakashima

March 10, 2021

無駄の削ぎ落とし方

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IKEA の安いマグカップが好きだ。 199 円で買ったが、デザインも使い勝手も十分だ。家人は焼き物の一つ4、5千円するようなカップを好んで使うが、自分は凡庸な安いマグカップが好きで、 IKEA のカップのほかにもダイソーの 100 円カップや KINTO の 800 円くらいのカップを愛用している。いかにも大量生産品というルックスをしているが、大量生産ならではの美しさがある。万人に嫌われないために個性が排除されていて、そのおかげで使いやすいし使っていて飽きが来ない。しかしみんなに好かれようとして八方美人になっているわけでは決してない。むしろみんなに好かれることは放棄していると思う。特定の誰かだけに必要な要素(=無駄)を削ぎ落とし、中庸を突き詰めている。大量生産品は悪く言われがちだけど、無駄の削ぎ落とし方はとても参考になる。