Shoho Kozawa

April 13, 2021

仕事は80%くらいがちょうどいい

「最近どう??忙しい?」

1on1 ではこんな会話をすることが多くあります。

コロナでリモートワークになって気をつけていることが、「忙しいとはどんな状態か?」をチームで話し合うということです。

この定義が驚くほど個人によって違うことが最近わかってきました。中には月曜日から金曜日まで朝9時から夜の6時まで毎日毎日ずっとコアワークに取り組んで、それでもやり残しが出て夜も働いて、始めて忙しいと言っている人もいました。そんなバカな!

僕は、全員が80%くらいのリソースを必要なことにコンスタントに使えてる状態、逆に20%くらいはリソースが空いている状態が、チームのコンディションとしてちょうどいいと思っています。ですので、「今、自分のリソースの何%くらいを日々の仕事に使ってる?」といった聞き方を意識的にしていますし、80%を超えてきたら何かしら動きます。

80%というのは、週に5日働くなら4日間(月曜日から木曜日)は予定していることや、手をつけているプロジェクト、営業活動、顧客対応などを進めて、金曜日は予備として取っておくようなイメージです。すごく簡単に言えば、毎週金曜日に有給を取ったとしてもプロジェクトに大きな影響がないくらいのリソースの使い方ということです。毎日ほぼずっと仕事をしないと終わらないくらい日々の仕事を抱えている状態は明らかに健全ではない。そんな日が何日も続いているなら何かを変えるべきです。

仮に毎週1日決められた仕事をしなくて良い日があると想像してみてください。そしたらどんな時間の使い方ができるでしょう?

自分がちょっと関わってみたい他のチームのプロジェクトに顔を出せたり、これまでの動きをドキュメントをまとめたり、現在使っている資料で気に入らないところを手直ししたり、自分が力技で何とかしていた部分を誰でもできるようにチームで仕組みにしたり、久しぶりにいろいろな人に1on1 をお願いして近況報告をお互いしたり、自分のキャリアについて考えてみたり、最近の業界のニュースを詳しく読んでみたり、競合の情報について少し詳しく調べてみたり、突発的なことに対応できたり、有給が取れたり、新しいことを学ぶために時間が使えたり、色々と余裕が生まれてきます。

たった20%の余裕によって、残りの80%が驚くほど価値あるものにできると思っています。

緊急性は少ないけれども、いつかやらないといけない本当に重要なことに取り組む時間を意識的に作ることがどれほど大切なのか、多くの方は実感しているはずです。

もちろん20%をまとめて取る必要はありません。その人の100%の時間に対して、20%くらいに自由を与えてみませんか?と言う提案です。毎週金曜日でもいいし、毎日午前中でもいいし、毎日ランチ後の2時間でもいいと思います。

目指そう、持続可能で Well-being な毎日を。

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