約10年間住んだ渋谷を離れて、来週から神奈川県の逗子に住むことにしました。
新しく家を建てた場所は、逗子海岸から1分の宅地です。静かな環境と、海までの近さ、駅まで10分という立地が気に入りました。
なぜ逗子?
親しい友人などに一番聞かれるのが「なぜ逗子?」という質問です。私も妻も逗子に縁があるわけではないですし、特にサーフィンなどを趣味にしているわけでもありません。
去年の前半、子供の年齢や、妻や自分の仕事の具合などから引っ越しを検討しはじめました。当初は、これからの人口減少と子供の教育、それから通勤を考え、セオリー通り渋谷区内や都心でマンションを捜したりしましたが、希望する立地や広さと予算が折り合いませんでした。現在の都心のマンションは、あまりに高すぎる。
そんな時に、偶然逗子に新しく宅地ができるらしいという情報が入ってきました。たしかに都心では考えられないくらい安く、広い。ただ、個人的なセオリーでは、都心から30分-1時間の場所は、これから人口減少と高齢化が直撃するため避けるべき場所だと思っていました。
しかし、逗子はどうも様子が違いました。
逗子に住んでいた友人たちに連絡して話を聞くと、悪くない。たしかに高齢化は進んでいるものの、マリンスポーツなどが盛んなため、若者の文化も入ってきていて、人々の往来もかなり盛ん。すぐ横には日本一と言われる披露山別荘、著名人の自宅・別宅も多数あります。人の往来は人間の血液みたいなものなので、外から人が行き来してるというのはかなりポジティブ。
見つけた土地は150平米で、何より海まで1分という好立地。人間がどれだけ減っても、海は動かないし、無くならないし、作れない。10-20年スパンで見ても、この土地なら何かあってもリセールも可能だと確信しました。
いろいろなピースがはまり始めて、実際に見に行ってみることにしました。
建築家の父親にも急遽来てもらい、専門的な話を不動産屋と詰めて、駅まで散歩して、小学校まで歩いてみて、海まで歩いてみて、近隣の方々の様子を拝見して、あとは直感で申込書をその場で書きました。
それから頭金の支払い期限である2週間後まで、妻と電車で行ってみたら、夜行ってみたり、平日行ってみたり、いろいろと調査をしました。幸い致命的なポイントは1つもありませんでした。
なぜ持ち家?
これもよく聞かれる質問です。一番大きかったのは、家業が建築屋なので機会があれば一戸建てを建てたかったというところですが、それ以外にも最近の超低金利と現在勤めている会社の信用力、住宅ローン減税など資産運用上の観点、あとは住宅ローンを組むことを考えた時の現在の年齢と完済時の年齢などを考慮して、購入した方がメリットがあると判断しました。
湘南新宿ラインで1時間。グリーン車快適通勤
東京を離れる決断をするときに一番悩んだのは都心までのアクセスでした。逗子は、湘南新宿ラインと横須賀線の始発駅で、横浜まで30分、渋谷や新宿、東京などに乗り換えなしで1時間です。
都心まで1時間は自分の中では論外なのですが、今回もっとも大きかったのがグリーン車の存在です。グリーン車のおかげで、都内に行く道中も快適に仕事をしたり、本を読んだり、デッキでビデオ会議したり、Netflix 見たり、ビール飲んだりできます。土地を買う前に、あえて電車で逗子まで行ったりしてみましたが、まったく苦痛ではありませんでした。もしこれから毎日都内に出勤しないといけなくなっても、これなら安心です。
渋谷は最高だった
渋谷を離れることが決まって、渋谷区の素晴らしいところを再認識しました。たとえば、渋谷区は中学校まで全ての子供の医療費が無料(恥ずかしながら日本全国無料だと思っていました)、ゴミ袋は指定はなく、分別も緩め、区役所も綺麗で、最新設備のおかげでほぼ待たなくていい、高い教育水準、圧倒的な利便性、今まで当たり前でしたが、お金がある自治体の恩恵をこれまでたくさん受けていたことを、初めて認識しました。
ちなみに、あとで知ったのですが、逗子市はニュースになる程貧乏で、コンビニで住民票を取ることもいまだできません。みなさん、ふるさと納税はぜひ逗子市へお願いします。転入届を出しに行ったときに市役所の方に「ホント財政が厳しくて。。。すみません」と謝られました。
そして、渋谷、東京は何より世界有数の街として毎日が刺激で溢れています。さまざまな文化が交差して、脳を毎日揺さぶってくれます。
最後の最後まで、本当に渋谷を離れるのか悩みました。渋谷は本当にいい街でした。
ありがとう、渋谷。
ありがとう、東京。
それでもワクワクが止まらない
それでも、これからの大好きなものに囲まれた新しい生活が楽しみで仕方ありません。
月曜日に引っ越して、次の週には車も納車されます。ダイニングテーブルとダイニングチェアー、ソファーはアメリカの Ethan Allen と RH で買って、コンテナ手配してアメリカから送ってます。その他大部分の家具や照明、クロス、カーテンも海外製を使いました。家電は先週全て取り付けてもらいました。全館空調も入れました。書斎も作りました。何人お客さんが来ても大丈夫なバカでかくバカ高いMieleの最高級ビルドイン食洗機も入れました。ワクワクです。
家を建てるか迷ってる方、逗子のライフスタイルに興味がある方、もう少し詳しく逗子に決めるまでの葛藤を聞きたい方(笑)、ぜひビールでも飲みいきましょう。
東京での飲み会のお誘いは引き続きウェルカムです。
鎌倉や湘南エリアに来ることがあれば、お立ち寄り下さい。
新しく家を建てた場所は、逗子海岸から1分の宅地です。静かな環境と、海までの近さ、駅まで10分という立地が気に入りました。
なぜ逗子?
親しい友人などに一番聞かれるのが「なぜ逗子?」という質問です。私も妻も逗子に縁があるわけではないですし、特にサーフィンなどを趣味にしているわけでもありません。
去年の前半、子供の年齢や、妻や自分の仕事の具合などから引っ越しを検討しはじめました。当初は、これからの人口減少と子供の教育、それから通勤を考え、セオリー通り渋谷区内や都心でマンションを捜したりしましたが、希望する立地や広さと予算が折り合いませんでした。現在の都心のマンションは、あまりに高すぎる。
そんな時に、偶然逗子に新しく宅地ができるらしいという情報が入ってきました。たしかに都心では考えられないくらい安く、広い。ただ、個人的なセオリーでは、都心から30分-1時間の場所は、これから人口減少と高齢化が直撃するため避けるべき場所だと思っていました。
しかし、逗子はどうも様子が違いました。
逗子に住んでいた友人たちに連絡して話を聞くと、悪くない。たしかに高齢化は進んでいるものの、マリンスポーツなどが盛んなため、若者の文化も入ってきていて、人々の往来もかなり盛ん。すぐ横には日本一と言われる披露山別荘、著名人の自宅・別宅も多数あります。人の往来は人間の血液みたいなものなので、外から人が行き来してるというのはかなりポジティブ。
見つけた土地は150平米で、何より海まで1分という好立地。人間がどれだけ減っても、海は動かないし、無くならないし、作れない。10-20年スパンで見ても、この土地なら何かあってもリセールも可能だと確信しました。
いろいろなピースがはまり始めて、実際に見に行ってみることにしました。
建築家の父親にも急遽来てもらい、専門的な話を不動産屋と詰めて、駅まで散歩して、小学校まで歩いてみて、海まで歩いてみて、近隣の方々の様子を拝見して、あとは直感で申込書をその場で書きました。
それから頭金の支払い期限である2週間後まで、妻と電車で行ってみたら、夜行ってみたり、平日行ってみたり、いろいろと調査をしました。幸い致命的なポイントは1つもありませんでした。
なぜ持ち家?
これもよく聞かれる質問です。一番大きかったのは、家業が建築屋なので機会があれば一戸建てを建てたかったというところですが、それ以外にも最近の超低金利と現在勤めている会社の信用力、住宅ローン減税など資産運用上の観点、あとは住宅ローンを組むことを考えた時の現在の年齢と完済時の年齢などを考慮して、購入した方がメリットがあると判断しました。
湘南新宿ラインで1時間。グリーン車快適通勤
東京を離れる決断をするときに一番悩んだのは都心までのアクセスでした。逗子は、湘南新宿ラインと横須賀線の始発駅で、横浜まで30分、渋谷や新宿、東京などに乗り換えなしで1時間です。
都心まで1時間は自分の中では論外なのですが、今回もっとも大きかったのがグリーン車の存在です。グリーン車のおかげで、都内に行く道中も快適に仕事をしたり、本を読んだり、デッキでビデオ会議したり、Netflix 見たり、ビール飲んだりできます。土地を買う前に、あえて電車で逗子まで行ったりしてみましたが、まったく苦痛ではありませんでした。もしこれから毎日都内に出勤しないといけなくなっても、これなら安心です。
渋谷は最高だった
渋谷を離れることが決まって、渋谷区の素晴らしいところを再認識しました。たとえば、渋谷区は中学校まで全ての子供の医療費が無料(恥ずかしながら日本全国無料だと思っていました)、ゴミ袋は指定はなく、分別も緩め、区役所も綺麗で、最新設備のおかげでほぼ待たなくていい、高い教育水準、圧倒的な利便性、今まで当たり前でしたが、お金がある自治体の恩恵をこれまでたくさん受けていたことを、初めて認識しました。
ちなみに、あとで知ったのですが、逗子市はニュースになる程貧乏で、コンビニで住民票を取ることもいまだできません。みなさん、ふるさと納税はぜひ逗子市へお願いします。転入届を出しに行ったときに市役所の方に「ホント財政が厳しくて。。。すみません」と謝られました。
そして、渋谷、東京は何より世界有数の街として毎日が刺激で溢れています。さまざまな文化が交差して、脳を毎日揺さぶってくれます。
最後の最後まで、本当に渋谷を離れるのか悩みました。渋谷は本当にいい街でした。
ありがとう、渋谷。
ありがとう、東京。
それでもワクワクが止まらない
それでも、これからの大好きなものに囲まれた新しい生活が楽しみで仕方ありません。
月曜日に引っ越して、次の週には車も納車されます。ダイニングテーブルとダイニングチェアー、ソファーはアメリカの Ethan Allen と RH で買って、コンテナ手配してアメリカから送ってます。その他大部分の家具や照明、クロス、カーテンも海外製を使いました。家電は先週全て取り付けてもらいました。全館空調も入れました。書斎も作りました。何人お客さんが来ても大丈夫なバカでかくバカ高いMieleの最高級ビルドイン食洗機も入れました。ワクワクです。
家を建てるか迷ってる方、逗子のライフスタイルに興味がある方、もう少し詳しく逗子に決めるまでの葛藤を聞きたい方(笑)、ぜひビールでも飲みいきましょう。
東京での飲み会のお誘いは引き続きウェルカムです。
鎌倉や湘南エリアに来ることがあれば、お立ち寄り下さい。
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