子供が任天堂スイッチのマインクラフト（通称マイクラ）というゲームにハマっています。もう買って半年くらい経つタイトルで、そのあとにマリオカートなんかも買ったのですが、結局マイクラにハマって、いまだにずっとやっています。昨日はうちの自宅っぽい建物を、ほんの5分くらいで作っていました（もちろん室内もありますし、ここから30分ほどで、プールとかトロッコとか壮大な建物になっていました）。

マイクラというのは、どうやら広大な土地に自分の街や建物を作っていくゲームのようです。そこでいろいろな自然のアイテムを調達して、そこから道具を作って、それらの道具を組み合わせていろいろなものを作っています。たとえば、エレベーターという道具はないので、その代わりに地下室に爆弾を置いて、その爆弾を爆発させた爆風で1階まで上がるとか、湯気という道具はないので、プールの下にマグマを置いて、あたかも湯気が上がっているように見せるとか、本当にアイデアが大切なゲームのようです（本人談）。

うちは、基本的に子供に YouTube を見せていませんが、マイクラの解説動画は比較的ルール緩めに見せてあげています。マイクラの解説動画を少し見て、それを自分のゲームで試してみて、その無限ループによって驚くほど成長をしています。買った時は意味が分からずゾンビに殺されてイライラしていましたが、友達に教えてもらったり、YouTube で学んだりして、いまではここまで成長しました。

人間の学習プロセスに置いて、調べて、試して、失敗して、原因を考えて、また試して、うまくいって、楽しくなって、また新しいことを調べて・・・というプロセスはこの上なくパワフルです。昔はゲーム攻略本にビニールがかかっていない本屋を探して立ち読みしていたのが、いまは YouTube で解説動画見るように変わっただけで、子供がハマった時のパワーはすごいなと感心します。

YouTube に関していうと、うちは比較的（というか相当）見せてない部類の家庭だと思います。基本的には YouTube を見る環境は与えていませんし、見るとしてもチャネルを自己申告してもらいます。ただ一方で、子供が何かを調べたいと思った時にはすぐに使わせてあげています。たとえば料理の作り方とか、スライムの作り方とか、もちろんマイクラの攻略法とか、音楽とか、最近だとキッズ携帯とか。何かを調べたい、新しい知識や技術を会得したいという瞬間風速的な渇望感は、できるだけ早くすぐに回収してあげたほうがいいと思っているからです。YouTube は諸悪の根源か？親を救ってくれる神器なのか？は多くの論争がありますが、結局は使い道次第、親次第だなと思っています。

目が悪くなることだけが心配ですが、飽きるまでマイクラはやらせてあげたいと思いますし、また次にハマるものを見つけてくれたら嬉しいなと思っています。